のぞみの広場

母の合格体験記

No.130
希学園 理科 飯澤 飛鳥
母の合格体験記

 我が家には、もうすぐ13歳になる息子がいます。小学1年生から希学園に通い無事中学入試を終え、この春中学生となりました。新しい環境で慣れないこともあるようですが、新しい友達と毎日楽しく過ごしているようです。

 「塾の先生の息子だから、受験うまくいって当然でしょ」と思われるかもしれませんが、私としては「希学園の言うとおりに学習をすすめていたら、受験は成功するのか?」を実験したい気持ちで始めました。保護者の皆様のご参考になれば、と思いますが、もちろんお子様と共有していただいても構いません。

 

 彼の学習において私の役割は主に、いつ何をするか、というスケジュール管理がメインでした。

 4年からは希の教材とカリキュラムで精一杯で他のことに手を出す余地はほとんどありませんでしたが、全く問題ありません。ベーシックの宿題はだいたい2周取り組んでいたので、普段は日々計、漢字を含む宿題+レベルや志望校別の復習で精一杯でした。それなりに真面目にやっていても希で購入した市販教材は終わりきらないものも正直あったので、何から手をつけて何を最後にまわすかは、担当の先生と相談する必要があります。

 学習内容は全く家で教えていません。希学園の方向性に従って成果を出すという目的があったので、家では教えない、わからないところは先生方に質問する、を徹底しました。わからない問題が出てきたときは、資料を調べる、諦めて解説を見て解き直すなど彼が自分で解決する習慣がついたのは、自力で問題文や資料を読む際にとても役立ったと思っています。

 

 かといって、受験勉強期間中は順調だったわけではありません。字がきたない、ケアレスミスが減らない、などなかなか治らず、母キレる→子逆ギレ→受験危機を何度くり返したかわかりません。そのたびにパパには、「塾に聞いてもらいなさい」となだめられ、希の先生方に話を聞いていただきました。職業柄、クセや性格は簡単には治らないとわかっているのですが、やはり自分の息子のこととなると冷静な対応は難しかったです(笑)。結局、字がまともになったのは秋くらいでした。ミスは大きなテストではかなり減りましたが、注意力散漫な息子で確認テストでのミスは最後まで怪しかったかもしれません……(生徒のみなさん、これは「字が汚くても大丈夫」「確認テストはミスが多くても大丈夫」という例ではないですよ、文章の全体像を把握してくださいね!)

 

 普段の学習内容は息子と塾に完全に委ねていましたが、受験直前期は出ている課題が抜けのないよう共有し、スケジュール管理しました。模範解答の音読や基本の仕上げ、間違えた問題の総復習など、以前なら息子が適当に終わらせていたものですが、1月は1回受験に失敗したこともあり(本当に良い薬でした)、さすがに真面目に取り組んでいました。

 先生方に後押ししてもらいながらも真剣に一人で学習する姿は頼もしく、ここまでたどり着けただけでなんとありがたい、と最後の数日と入試期間は緊張しながらも心穏やかに過ごしました。各先生方、本当にお世話になりました。

 

 我が家の中学入試は、希学園にお世話になったおかげで無事乗り越えることができました。世の中はこんなに穏やかだったのね、と平和な日々に感謝しているところです。

 中学受験を乗り越えるストーリは各ご家庭で様々で、私の話が参考になるかわかりませんが、これから受験を迎える皆様のお役に立てば幸いです。また、受験を終えられて次のお子様をお預けくださっている保護者様、ありがとうございます。

 希でよかった、と思う点はやはり、先生方が柔軟にサポートしてくださることです! どうぞ上手に塾とつきあってください。そして私も気持ちを新たに、皆さんが幸せな春を迎えてくださるよう応援していきます!

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