合格を勝ち取るための勉強方法

みなさんが希学園で勉強していくことは、そう簡単なことではありません。
しかし、努力して頑張っていけば、必ず合格につながることを知ってほしいのです。
「克己」の精神で合格をつかみとりましょう!

理事長 前田卓郎(算数科担当)

合格を勝ち取るための勉強方法

1. 毎日きちんと自主的に勉強する

勉強は毎日毎日きちんとやらなければなりません。毎日の学習計画を立てて、それを実行していくのです。1日たりとも休んではいけません。頑張ってほしいと思います。希学園では家庭での学習が円滑に進むように、授業内容をしっかりと理解して帰宅してもらうため、授業に充てる時間を基本的に長くとっています。希学園において授業をしっかり聞くことによって力をつけるのです。家に帰ったら、あらかじめ立てておいた計画にそってしっかりと勉強するのです。自分で決めた計画ですからしっかりと実行しなければなりません。

2. 先生の指示に従うこと

希学園の先生たちはみなさんのことを真剣に考えて行動しています。たとえば授業中においてもそうです。
先生たちはみんなが騒がしくすると授業の進度が遅くなることを知っています。同じ時間に先生から得られる知識の量が減ってしまうのです。このことがみなさんにとって不利益になることは火を見るよりも明らかです。授業中は真剣に先生の話を聞きましょう。 さらに授業時間中や休憩時間中の安全管理面から考えても先生が話をしたことは大変重要なことですから、よく守りましょう。
先生の指示を守れない人が入試において合格できたためしはありません。あの独特の緊張感の中で学校側から出される指示や訂正について、素直に対応しなければならないのですから、常に入試を想定した状況をいつでも作り出す必要があるのです。

3. 人に迷惑をかけない

入試に向けての勉強をどんどんしていくうちに、勉強の進行状況がとどこおったり、全然効果が現れなかったりすることがあります。そんなときには、ストレスがたまってきます。そのストレスを解消するために人にいたずらをしたり、人をいじめたり、人に迷惑をかけたりしたくなる人が時々います。これは非常に残念なことです。結局自分との闘いに負けてしまっているのです。そんな闘いに負けては、厳しい入試を突破できません。
入試というのは自分との闘いなのです。苦しいな、つらいなと思っても、なにくそ負けないぞという気持ちで頑張ってほしいと思います。

4. 絶対に合格するという自信を持つ

入試では自分の持っている学力が7割と精神力が3割必要とよく言われています。この3割の力は決して無視することができません。では、この精神力はどのようにしたら鍛えられるのでしょうか?
人間とは急激な環境の変化に対してそんなに強いものではありません。入学試験のような、たった1回の試験において、合格不合格の決まるような修羅場に立ちいたったとき、普段持っている力を出し切ることはなかなか困難なことです。そんなときに、十分な力を出せるようにするには、日頃から自分に対して、自分は絶対に合格するんだという自信を持つことです。以前に活躍していた柔道のオリンピック金メダリスト山下選手についてこんなお話があります。 山下選手といえば、世界に無敵といわれ、山下の前に敵なし、山下の後に敵なし、といわれ本当に強い選手でした。その山下選手といえども試合の前になると、とても緊張して、この相手には負けるのではないかと思ったそうです。でもそのときに自分で自分に言い聞かせたそうです。「自分はこの相手よりもたくさん練習をしているはずだ。だから負けることなんかは絶対にありえないんだ」と。もちろんそれだけの練習を積み重ねてきていたことも事実ですが、その不安を打ち消すだけの自分に対する自信を持っていたことが大事なことだったのではないでしようか。

5. 希学園の諸規則を守る

希学園では皆さんの安全をはじめとして、受験のための勉強がスムーズに行えるように、いろいろな約束事が決められています。これを守ることはみなさんにとって絶対に必要なことです。
規則を守らないでケガでもしたときに、一番困るのは自分自身です。また、他の友達も、いやな気分になってしまいます。ルールを守って、気持ちよく勉強をしましょう。

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