のぞみの広場

新学年の生活

No.15
希学園 理科講師 家永 昌和
新学年の生活

皆さんの塾での新学期は2月からですが、学校では新学期の生活が4月から始まりますね。
塾や学校の生活サイクルが短い間に2回変わることになります。
このタイミングで一度、日常生活に支障を来していないか確認してみましょう。
学年に関わらず、余裕のない生活は、遅かれ早かれ破綻します。逆に、暇をもてあましていても力はつきません。
特に6年生は宿題の量も増え、通塾日数も増えなかなか時間をやりくりできない人も出てきているのではありませんか。
対照的に、想像していたよりは楽で、時間をもてあましている人もいるかもしれません。
そのような時は、遠慮せずに普段から皆さんとよく接しているチューターをはじめとする担当講師に相談してみましょう。
課題を削ったり増やしたりすることにより、適度な時間的そして精神的余裕をつくりだすお手伝いをします。
心身ともに健康であって初めて入試に臨めます。
クラスを維持するために復習テスト対策を重点的にすることは大切なことです。
しかしながら、入学試験は初見の問題に挑まなければなりません。
テスト対策ばかり取り組み、詰め込んで覚え込み、そしてテスト後すぐに忘れるような勉強をしていても、たとえクラスは維持することはできたとしても、最終的には入試で結果を残すことはできないでしょう。
一夜漬けのようなその場しのぎの勉強に陥らないためにも、今このタイミングで一旦自分自身の学習サイクルを振り返り、修正し進んでいきましょう。

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