突然ですが算数の数列の問題です!!!
さあ、あなたには□、△がわかるでしょうか?
(考えてみてください!)
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(まだまだ! 考えてみてください!!)
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では、答えを発表いたします!!
□=118、△=16が正解でした~!!!
スペシャル問題1は
1~8の数には+2
9~16の数には+3
17~の数には+100
というルールの数列だったのです!!!
スペシャル問題2は
偶数ならば÷2して+5
奇数ならば+29して÷2
というルールの数列だったのです!!!
みなさんは答えを見てどう感じたでしょうか?
「なるほど~! すげえ!」という純粋な(?)人もいるかもしれませんし、
「そんなのわかるかよ! もぉ~~!!」という人も沢山いるのではないでしょうか。
問題1に比べれば問題2の方がマシかもしれませんが、どちらにせよ普通の算数のテストではこういうものは(少なくともノーヒントでは)出さないのが「お約束」になっています。
理由は簡単で、算数のテストの問題は中学入試の問題に似せてつくっていて、その中学入試の問題は「入学したい」、という生徒たちの中から賢い子を選抜する事が目的なので、誰も解けない、気がつかないような問題を出しても意味が無いのです。
実はここまでひどくはなくても、算数においては色々な「お約束」が存在します。
例えば、「太郎君は秒速10m(1秒間に10mすすむ速さ)で100mを走ります。何秒でゴールしますか?」という問題があるとき、走りはじめから少しずつ加速していくはずだから……といったことは考えませんし、太郎君の腕の振りや、どの部位がゴールラインに達したらゴールとなるのかについても考えません。
太郎君が家から学校に行くという問題について考えるときも、途中に信号はいくつあるのかな!? ……といった事は考えません。
食塩水の問題では、食塩を水に溶かしている間に0.01gくらいは蒸発するはずだよな……とも考えません。
また、太郎君が買うノートや鉛筆の消費税については、特に問題文に書いていなければ考えません。
少し理不尽なところでは、列車が並走するオートバイを追い越す問題ではオートバイの幅は問題文に書かれていなければ0mと考えます。
このような算数の「お約束」は挙げ出すとキリがないのですが、小さなものから大きなものまで、どこまでが「お約束」なのかは経験して慣れていくしかないのも事実です。多くの「お約束」は、「そんなの当たり前じゃないか!」と思うかもしれませんが、先述のオートバイの例などは、解き慣れていないとテスト中に「ん? んんん……?」と悩んでしまうかもしれません。そうならないためにはつまり、「普段から問題文をよく読み込んで、慣れておくことがオススメです! さぁみんながんばろう!」というお話でした。