のぞみの広場

夏の過ごし方

No.132
希学園 国語科 藤川 こず恵
夏の過ごし方

梅雨も始まり、本格的な夏が近づいてきました。雨が続くのは正直うっとうしいなと思うこともありますが、水不足は作物の生長にも影響がありますから大切ですね。豪雨被害がなるべくないように祈りながら、「夏」の到来を待ちたいと思います。

とはいえ、私は夏が好きではありません。暑いのは苦手です。特に最近の夏の暑さは異常ですよね。体温を超える気温が続く夏なんて、実際体験するとは思いませんでした。しかし、気温がどうだろうが暑いと感じるのが「夏」。日本では、いろいろな方法で夏を乗り切ろうとしてきました。

「暑気払い(しょきばらい)」

暑い日が続くと、食欲がなくなり元気がなくなってきますよね。そういったときに、冷たい食べ物や体を冷やす食べ物を口にして体の熱を冷ましたり、元気になる食べ物を食べたり、水遊びなどで暑さを凌いだりしていました。

現代の大人は、「暑気払いだ!」といってビアガーデンなどでお酒を飲むこともありますね。体の熱が冷めるかどうかはわかりませんが、元気になることはありそうです。(私は、お酒を好んで飲みませんので元気になるかはわかりませんが)

代表的な暑気払いは、「土用の丑の日」のウナギでしょうか。土用の食べ物はウナギだけではなく、しじみや卵もあるそうです。しじみや卵も栄養豊富ですから、元気にしてくれそうですね。
ほかに「土用の丑の日」に食べられていたものは、「う」のつく食べ物です。梅干し、うどん。こちらは、消化に良さそうな食べ物ですね。ほかには、うり(きゅうり、すいかなど)。これは、体の熱を取ってくれる食べ物だといわれています。水分が多いので、暑い夏に冷やして食べるとホッとしますね。

夏に体を冷やしてくれるといえば、やはり「かき氷」は外せませんね。口に入れたときに「キーン」とこめかみあたりが痛くなるのも何のその。甘さと冷たさが幸せを運びます。しかし食べ過ぎは禁物。おなかが痛くなってしまいますね。

 

また、暑いと外に出るのも億劫になってきます。冷房で冷えた室内で勉強をしたり、ゴロゴロしたり、快適ですね。

私は、「おうち大好き人間」ですから油断すると外に出ずに一日を過ごしてしまいます。暑い夏は尚のこと。しかし、汗をかくのも必要です。ちょっと散歩にいく、公園で遊ぶ、熱中症に気をつけて体を動かすこともやっていきましょう。

 

そんな夏に、いわゆる「受験の天王山」を迎える受験生の諸君!

この夏、合格への礎をしっかり築くためにも体調管理は大事です。建物や電車内は冷房がかなり効いているので寒いくらいの時もありますね。塾に来るときは、羽織るものや、膝にかけるものを用意しておくとよいですね。

また、上記のように食事も大切です。頭をしっかり動かすためにも、しっかり三食食べること。

食べて寝る。健康の基本です。睡眠をしっかり取るためにも、お風呂で体を温めることも大事です。しっかり湯船につかることも重要ですよ。

すべての基本は体です。体を動かし、たくさん勉強し、しっかり食べて寝る。健康的に合格に向かって、「熱い夏」を過ごしていきましょう!

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