のぞみの広場

健康第一

No.123
希学園 国語科 藤川 こず恵
健康第一

 11月です。霜月です。10月に入って急に寒くなり、一気に冬が近づいてきましたね。
 最近は秋らしさを感じる期間が短くなったように思います。暑い日々が続いたと思ったら、急に寒くなる……という年が増えてきましたよね。秋が大好きな私としては、非常に残念です。暑くもなく、寒くもなく、紅葉が美しく、美味しいものがたくさんある季節ですもの。芋、栗、柿、梨、秋刀魚などなど……食欲の秋! ですよ。読書の秋でもありますね(あとはスポーツの秋ですが、運動が苦手な私は避けたいところ……)。
  楽しいことが多い季節でもありますが、受験生にとっては試練の秋でもありますね。模試も続き、過去問演習が本格化してきて、自分の課題がどんどん出てくる時期です。自分の弱点と向き合うのは、きつくて辛いものです。


  きつい話は一旦置いておいて……さて11月の行事といえば「七五三」。あなたたちも小さいころに素敵な着物や洋服を着て、お参りしたり写真を撮ったりしたのではないでしょうか? 家族や祖父母などと一緒にお祝いする日という感覚で捉えている人も多いと思います。私も、当時は綺麗なお着物を着て、千歳飴を持って写真を撮る日という認識しかありませんでしたね(で、美味しいものが食べられる! こちらのほうが大事だったかもしれません)。


  しかし、今とは違い、医療が発達していなかった昔は幼い子の死亡率がとても高く、「7歳までは神の子」と言われており、7歳まで元気に成長することが当たり前ではありませんでした。3歳から7歳くらいまでは、特に病気になりやすい年齢であると考えられていたため、子供の健やかな成長をお祈りするための行事として「七五三」の儀式がおこなわれていたのです。「七五三」は、子供が無事に育っていることへの感謝と、これからの成長を願う意味があるのですね。


  その感謝と願いが表れているのが、「千歳飴」です。
  昔は「千年飴」として売られていたそうで、飴を作るときに引っ張って長く伸ばすことから、長生きできるという売り文句で売られていました。 上にも書いたように、昔は子供の生存率が低かったため、「元気に育ってほしい」「長生きしてほしい」という親の想いが千歳飴に込められ、七五三のお祝いの縁起物となったとされています。千歳飴の袋には、鶴亀、松竹梅、翁と媼など、長寿にまつわる縁起の良い絵柄が多くみられます。これも、「元気に、長生きしてほしい」という親の願いが込められているのでしょうね。
  子どもに元気で長生きしてほしいという親の愛は、いつの時代でも変わりませんね。


  受験生の6年生だけでなく、日々勉強を頑張っている皆さん。毎日、きついことも辛いこともあるでしょう。嫌になっちゃうこと、投げ出したくなることもあるでしょう。あるに決まってます。
  なぜなら、頑張っているからです。頑張っていないのに、きつくなったり、つらくなったりしません。おうちの人もそうです。


  そんなときは、やはり「健康第一」!

  美味しいものを食べ、お風呂に入り、ぐっすり寝る。とても大事です。

  真剣にやるときはやる。集中してやり続けると、脳も疲れます。

  できるだけ、メリハリをつけた毎日を送ってほしいと思います。

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