のぞみの広場

冬の始まり

No.121
希学園 国語科 藤川こず恵
冬の始まり

11月。霜月ですね。霜が降り始める月と言われていますが、今年は10月の終わりでも汗ばむ陽気がありました。霜はなかなか降りませんね。
とはいえ、11月始めには「立冬」です。暦の上では立派な冬。
冷たく強い「木枯らし」が吹いたかと思えば、突然の「小春日和」で一息つき、また冷たい「時雨」が断続的に降り、凍えるような思いをします。
 
勉強も、同じですね。悪かったり、良かったり、悪かったり。出来も、気持ちも、「乱高下」です。
特に受験生は、模試や過去問を前に、課題の多さに頭を抱えている人もいるかもしれませんね。というか、そのような人がほとんどではないでしょうか。夏に頑張った成果が思ったように出ない。結果が数字として出ないと、不安になりますね。
その気持ちは「冬」のようです。
しかし、厳しい「冬」を乗り越えれば、明るく暖かい「春」がやってきます。「冬」に負けてはならないのです。
目に見える結果だけが「力」ではありません。わかりやすい結果がなくても、一つ一つ地道に積み重ねていける「力」が大事です。植物が土の下や芽の中で力を蓄え、春に一斉に芽吹くように、あなたたちも目に見えない「力」をしっかり蓄えていきましょう。
 
模試や過去問(受験生以外はテストの結果ですね)を通して、自分の課題を見つめ直し、基本に戻り固めていく。問題をきちんと確認し、きちんと作業する。難しいこと、高度なことができるようになるよりも、土台をしっかり固めましょう。志望校の先生が読みやすい、はっきりとした字が書けていますか? 入試は受験する学校の先生とのコミュニケーションです。志望校の先生が読みやすいように、答案を作っていくことが大切です。当日だけ丁寧に書く、なんてことは中々うまくいきませんよ。普段からの積み重ねが一番強い。
 
「冬」が始まります。ということは「春」はもうすぐですよ。一歩一歩踏みしめて、「春」に向かっていきましょう。

タイトル一覧へ
お問い合わせ
各種お問い合わせ窓口はコチラ