恥を忍んで告白します。
社会科を教えている私が、
いまだに覚えられない地名があります。
それは、
タイの首都です。
君はご存知でしょうか。
「バンコクでしょ」、と答えられた人、優秀。
でも残念。実はそれは正式な名前ではありません。
正式名称は、
「クルンテープマハナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラアユッタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーンアワターンサティット・サッカタットティヤウィサヌカムプラスィット」です(笑)。
でも、言い訳させてください。
覚えられないのではなく、覚える気がないのです。
一方で私は歴史の年号を200以上覚えています。
おそらく、タイの首都を覚える方が簡単です。
歴史の年号を覚えられているのに、
タイの首都が覚えられないのです。
なぜだと思いますか?
私が年号を覚えられているのは、入試を突破させる上で必要だからです。
そして君たちにも覚えてもらいます(笑)。
でも、タイの首都の正式名称は、入試できかれることはありません。
しかし、ペットのカメを誘拐されて、「3時間以内に覚えなければ返さない」
と言われたら死ぬ気でタイの首都を覚えようとするでしょう。
そこに覚えるヒントが見えてくるような気がしませんか。
自分がそれを必要と感じるかどうかと思うことが大切なのです。
何のために覚えようとするのか、考えてみましょう。
覚えないと怒られるから?
覚えないと点数が下がるから?
覚えないと合格できないから?
どうせなら
覚えれば、褒められる。
覚えれば、点数が上がる。
覚えれば、合格できる。
と考えた方がわくわくしてくると思いますよ。
どうせやるなら楽しくやりましょう。
※追伸 バンコクの正式名称、覚えタイ!とか思わないこと。君たちには覚えるべき事がたくさんあります。覚えるならば合格した後で(^_^)。